President’s Message Jan. 2026

January 2026
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お客様各位
ニュースレター読者の皆さま

新年のご挨拶を申し上げます。
年が明け、落ち着きはじめた 1 月の締めくくりの時期となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。平素より AutoForm ソリューションをご活用いただき、心より御礼申し上げます。

世界情勢が大きく動くなかで迎えた 2026 年は、昨年に引き続き、日本企業にとって変化の大きい一年になりそうです。国内では、高市政権が衆議院解散を表明し、「責任ある積極財政」への政策転換を明確にするなど、政局が大きく動いています。また、円相場は日銀の慎重な金融政策や財政懸念の影響を受け、2025 年後半から弱含みの推移が続き、2026 年に入っても構造的な円安圧力が残るとの見方が強まっています。

海外では、米国がグリーンランドをめぐって欧州と対立し、一時は関税措置を示唆するなど、経済と安全保障が絡み合う緊張も見られました。その後、米国と NATO が「将来的な枠組み」を模索する姿勢に転じたものの、欧州との関係には依然として不透明な部分が残っています。

このような地政学リスクの増大は、製造業を中心とする日本経済にも直接・間接の影響を及ぼし続けています。皆さまが日々直面される複雑な環境のなかでも、より効率的で迅速な意思決定が行えるよう、AutoForm の活用支援を一層強化してまいります。

オートフォームジャパンは、皆さまに提供できる価値として、情報提供 と ネットワークづくりを重要視しています。
Forming WorldJapanForming での事例紹介、Webinar での新機能や事例のご案内などを継続して行っています。また、ネットワークづくりの観点では、ユーザー会や地域のニーズに応じた技術交流会を開催しています。

昨年 10 月には、2 年ぶりに情報提供と交流の双方を兼ねた AutoForUm ユーザー会を開催しました。多くのお客様から、「参考になる事例発表だった」「お客様同士の交流が有意義だった」といった嬉しいお声をいただきました。ご発表いただいた皆さまには、あらためて御礼申し上げます。こちらの様子は別途レポートしておりますので、ぜひご覧ください。

ユーザー会に続き、皆さまへの情報提供と交流の機会として、2 月にはオートフォームグループのコーポレート・テクニカル担当役員であるバート・カーレアを招き、以下の内容をご紹介するイベントを予定しています。

• 新たな開発領域である AI戦略とサービスのご紹介
• Numisheet2025 のベンチマーク解説
• Car Body Management Summit(CBMS)での発表から見る海外技術トレンド

多くの皆さまにご参加いただきたいと考え、東京・名古屋・広島の 3 会場で実施します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

今回の News でも、お客様事例を 2 件ご紹介しています。日本のお客様の事例と比べると、海外事例は興味を持ちづらい部分もあるかと思いますが、今回は プレス と アセンブリ に関わる内容をそれぞれ取り上げました。どちらも、トライ工程で発生した不具合を AutoForm で分析し、効果的な対策を見極めることで工数を削減した事例です。

  1.  プレスの事例では、ブラジルの部品メーカーにおける、厚板材(6mm)でのコーナー部のしわの問題と、付随する問題である加工圧・金型摩耗への問題分析・対策が紹介されています。
  2.  アセンブリの事例では、インドの部品メーカーによる EV 用バッテリーボックスのセパレータープレートを対象に、プレスとアセンブリのどちらで対策することが最適かを検討し、アセンブリ後の精度を満たす修正を行った内容となっています。プレス・溶接・ペイントなど、工程全体を見通した最適化は海外だけでなく日本でも加速していると感じています。今後のトレンド把握としても、ぜひ詳細をご覧いただければと思います。

最後になりますが、私たちオートフォームジャパンは、日本のモノづくりに貢献することを使命とし、皆さまの挑戦に心から敬意を表します。皆さまの未来に向けた取り組みにおいて、信頼されるパートナーとして価値を発揮できるよう、私たちも挑戦を続けてまいります。

皆さまとご家族のご健康を心よりお祈り申し上げます。

オートフォームジャパン株式会社
代表取締役社長
鈴木 渉

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